top of page

はしか(麻しん)が流行中(2026年4月)

  • 4月15日
  • 読了時間: 2分

更新日:4月24日

流行状況】令和8年4月5日にかけて全国の医療機関から報告された「はしか」の感染者数は236人となり、200人を超えました。その13%は入院となっています。去年の同じ時期と比べるとおよそ3.6倍となっていて、直近10年で感染者数が最も多かった2019年に次ぐペースとなっています。

【症状】感染力が非常に強く、主に空気感染で広まり、感染すると10日ほどで発熱・咳・鼻汁・食欲減退・不機嫌となり、約3日後に発疹が出て、肺炎・中耳炎・脳炎などを起こすこともあります。

【予防】定期予防接種としては、1歳と5~6歳の2回が行われています。

【緊急的ワクチン接種】

はしか流行時に定期接種とは別にワクチン接種することがあります。麻しん単独ワクチンは製造終了しているので、MR(麻しん・風しん混合)ワクチンを接種します。

対象者:

①  麻しん患者と接触した人。接触してから72時間以内にワクチン接種すれば発症予防効果が期待できます。

免疫が不十分な人(以下のいずれか)

• MRワクチン未接種

• 接種歴が不明

• 1回しか接種していない

生後6か月以上の乳児

• 生後6か月未満はワクチン接種不可

• 6か月以上なら、流行時は任意で前倒し接種が可能です。

【ワクチン代】自費で9000円です。

(2026年4月15日記載)

東京都新宿区の小学校では、はしかの流行で4月20日~24日、5年生を学年閉鎖しました。

(院長の私も新宿区の小学校を卒業しているので、心痛みます)

                     (2026年4月24日記載)

最新記事

すべて表示
日本の医療費は削減するべきか?

医療費を削減する目的で、OTC類似薬品を処方されると薬代の25%の追加負担をする案が国会を通過しました。また、高齢者の保険料自己負担を3割負担に拡大する案が議論されています。これは、現在、0〜69歳: 原則3割、70〜74歳: 原則2割(一定所得以上は3割)、75歳以上: 原則1割(一部2〜3割)と、高齢になるほど「窓口負担を軽く」して来ましたが、高齢者も 「全部3割負担」にする案です。この様に、

 
 
橋本病(慢性甲状腺炎)

【病名について】 日本の橋本策博士が世界で初めて報告した病気なので「橋本病」と言われます。 【原因と頻度】 自己免疫疾患(自分の臓器を自分でないと認識してしまう病気)の一つです。橋本病は、自分の甲状腺組織を自分ではないと認識して、攻撃して徐々に破壊して、甲状腺ホルモンを作らせなくなります。 成人女性の10人に1人、成人男性の40人に1人という頻度です。 当院では、成人の患者さんも診ているので、今ま

 
 
バセドウ病

【バセドウ病】 『症状』 (甲状腺中毒症の症状です) ・暑がり ・汗かき ・疲れやすい ・動悸がする ・息切れ ・落ち着きがなくイライラする ・学校の成績が落ちる ・食欲があるのに体重が減る ・手足が震える(振戦) ・甲状腺(のど仏の下)が腫れる ・眼球が突出する 『原因』 :自己免疫疾患といって、自分の組織を自分ではないと認識してしまう病気の一つです。TSH(下垂体から出ているホルモン)が甲状腺

 
 
bottom of page