OTC類似薬の保険適用のあり方について、現在議論されている動きがあります
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更新日:6 時間前
政府・与党において、医療費全体のあり方を見直す議論の中で、市販薬と成分・効能がほぼ同じ医療用医薬品(いわゆるOTC類似薬)について、保険適用の扱いを見直す案が検討されていると報じられています。現時点では、あくまで検討・議論の段階であり、内容が確定しているものではありません。
保険適用が外れると、自費で市販薬を買う必要があり、負担が大変増大します。軽症と思って市販薬で済ませて受診しないことで重症化する患者が増えることも心配です。また、正しい医師の診断もなく、間違った市販薬を買って飲んでしまうことも心配です。
負担増に関しては、例えば、ガスター10を1日2錠 × 30日分(=60錠)、保険で医者に処方された場合、診察料(初診として)・処方箋・調剤基本料・薬剤料の医療費のトータル=約5,500〜6,000円、3割負担だと× 0.3= 約1,700〜1,800円になります。一般薬局(ドラッグストア)で市販薬として買うと、 定価ベース:約8,700円• 実売安値ベース:約7,900円になります。
現時点では、保険適用は継続したままで、薬代に25%の「追加料金」を課すという案が検討されています。今まで、薬局で支払っていた料金に「+25%+消費税」が増えることになるのです。2026年度(令和8年度)中の制度導入、2027年3月からの実施が予定されていますが、今後の検討によっては変更する可能性もあります。
こども・慢性疾患患者・低所得者は対象外と予定はしているようですが。子育て世代の親たちにとっては、かなりの負担増になるかも知れませんね。
対象になる薬品は約77品目です。当院でもよく処方している薬は、抗アレルギー薬:エピナスチン(アレジオン)・フェキソフェナジン(アレグラ)・ロラタジン(クラリチン)、カルボシスチン(ムコダイン)、ヒルドイド、ラキソベロン、酸化マグネシウム、ステロイド軟膏、などがあります。
あくまでも検討段階なので、今後の厚生労働省や政府の発表に注目してゆく必要はあると思います。
