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日本の医療費は削減するべきか?
医療費を削減する目的で、OTC類似薬品を処方されると薬代の25%の追加負担をする案が国会を通過しました。また、高齢者の保険料自己負担を3割負担に拡大する案が議論されています。これは、現在、0〜69歳: 原則3割、70〜74歳: 原則2割(一定所得以上は3割)、75歳以上: 原則1割(一部2〜3割)と、高齢になるほど「窓口負担を軽く」して来ましたが、高齢者も 「全部3割負担」にする案です。この様に、国や政府は日本の医療費を削減する方向で動いています。 さて、外国の医療費と比較してみました。医療費の比較にはGDP(国民総生産費)との比で表します。海外主要国の「医療費/GDP比」は、アメリカ:16.7%、ドイツ:12.3%、フランス:11.5%、イギリス:11.1% 、スウェーデン:11.2%、日本:10.7%、フィンランド:10.5%、デンマーク:9.4%、ノルウェー:9.4%、で日本は中ごろで、多い方ではないようです。(World Bank・OECD・国別統計) そして、「健康成果」(平均寿命)はどうでしょうか。日本:84歳前後(世界最高水準)
5月19日
はしか(麻しん)が流行中(2026年4月)
【流行状況】令和8年4月5日にかけて全国の医療機関から報告された「はしか」の感染者数は236人となり、200人を超えました。その13%は入院となっています。去年の同じ時期と比べるとおよそ3.6倍となっていて、直近10年で感染者数が最も多かった2019年に次ぐペースとなっています。 【症状】感染力が非常に強く、主に空気感染で広まり、感染すると10日ほどで発熱・咳・鼻汁・食欲減退・不機嫌となり、約3日後に発疹が出て、肺炎・中耳炎・脳炎などを起こすこともあります。 【予防】定期予防接種としては、1歳と5~6歳の2回が行われています。 【緊急的ワクチン接種】 はしか流行時に定期接種とは別にワクチン接種することがあります。麻しん単独ワクチンは製造終了しているので、MR(麻しん・風しん混合)ワクチンを接種します。 対象者: ① 麻しん患者と接触した人。接触してから72時間以内にワクチン接種すれば発症予防効果が期待できます。 ② 免疫が不十分な人(以下のいずれか) • MRワクチン未接種 • 接種歴が不明 • 1回しか接種していない ③ 生後6か月以上の乳児
4月15日
高齢者 帯状疱疹ワクチン
船橋市令和8年度 帯状疱疹予防接種について。 船橋市ホームページをご覧下さい。 https://www.city.funabashi.lg.jp/kenkou/iryou/007/p124404.html 【対象者】令和8年度中に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の年齢になる方。 ホームページに書かれていることに、追加説明します。 【帯状疱疹の怖さは】 1.痛みは「刺す・焼ける・触れただけで激痛」になることもあります。 2.高齢者では 10〜50% が「帯状疱疹後神経痛」になり、痛みが数ヶ月〜数年続くこともあり、生活の質を大きく損います。 3.目に出ると、眼部帯状疱疹:角膜炎・ぶどう膜炎 → 視力低下の危険があります 4.耳に出ると、Ramsay Hunt症候群といって、顔面神経麻痺+難聴・めまいを起こします。早期治療が遅れると後遺症が固定化、顔面神経麻痺が残ります。 【使用するワクチンの種類と自己負担額】 ワクチンの種類(生ワクチンと不活化ワクチンがあります) 「 発症予防効果
4月13日
橋本病(慢性甲状腺炎)
【病名について】 日本の橋本策博士が世界で初めて報告した病気なので「橋本病」と言われます。 【原因と頻度】 自己免疫疾患(自分の臓器を自分でないと認識してしまう病気)の一つです。橋本病は、自分の甲状腺組織を自分ではないと認識して、攻撃して徐々に破壊して、甲状腺ホルモンを作らせなくなります。 成人女性の10人に1人、成人男性の40人に1人という頻度です。 当院では、成人の患者さんも診ているので、今までに70人を診ました。15歳以下の患者さんは18人もいまして、最年少は7歳です。(2026年3月19日現在) 【症状】 ① 甲状腺機能低下症:甲状腺ホルモンは全身の臓器に作用して代謝を盛んにします。甲状腺ホルモンの分泌が減ると機能低下症状が出ます。4~5人に1人くらいと言われています。当院では、初診時に機能正常だったのは70人中51人でした。 ・倦怠感(無気力)、・疲れやすい、・皮膚の乾燥(カサカサ)、・寒がる、・むくむ、・便秘、・食欲低下。 ② 甲状腺腫:喉ぼとけの下に甲状腺がありますが、そこが腫れます。大きさは様々です。 【検査】...
3月31日
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