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バセドウ病
【バセドウ病】 『症状』 (甲状腺中毒症の症状です) ・暑がり ・汗かき ・疲れやすい ・動悸がする ・息切れ ・落ち着きがなくイライラする ・学校の成績が落ちる ・食欲があるのに体重が減る ・手足が震える(振戦) ・甲状腺(のど仏の下)が腫れる ・眼球が突出する 『原因』 :自己免疫疾患といって、自分の組織を自分ではないと認識してしまう病気の一つです。TSH(下垂体から出ているホルモン)が甲状腺の表面にある受容体(レセプター)に結合して、甲状腺を刺激して甲状腺ホルモン(T4とT3の2つがあります)を作らせているのですが、そのTSHレセプターに対する自己抗体(TSHレセプター抗体:TRAbと言います)が作られてしまい、レセプターに結合してTSH以上に甲状腺を刺激して甲状腺ホルモンを過剰に作ってしまいます。甲状腺機能亢進となって上記の症状が起こってしまいます。 『頻度』 女性に多い病気で、約200人に1人の頻度です。20~30歳代に多いです。院長が「日本甲状腺学会専門医」であることから、当院では成人の患者さんも診ています。開院以来、当院を受診したバ
3月18日
RSウイルス母子免疫ワクチンの定期接種が始まります
★妊婦にワクチンを接種し、胎盤を通じて移行した抗体により、生後早期乳児のRSウイルス感染症の重症化を防ぐことを目的としたワクチンです。 ★ RSウイルス感染症は :肺炎や急性細気管支炎の原因になります。日本では毎年約12〜14万人の2歳未満の子どもが罹り、約4分の1(約3万人)が入院となります。呼吸障害などで死亡することもあります。生後1〜2か月で入院ピークとなるため、出生直後からの防御が重要とされています。 ★ ワクチンの接種対象者と時期 :妊娠28週0日〜36週6日の妊婦に1回接種です。 ★ ワクチンの効果は :RSウイルス感染症による重症化を、生後3か月までの乳児の約82%、生後6か月までの乳児の約70%防ぎます。 ★ ワクチンの安全性 :妊婦・胎児への重大な副反応は現時点で報告はありません。日本産婦人科医会・日本小児科学会など主要4学会が強く推奨しています。 ★ ワクチンの費用 :このワクチンは2024年5月31日に発売されていましたが、約3~4万円と高額なので、中々お勧めに躊躇っていました。しかし、2026年4月から
2月19日
OTC類似薬の保険適用のあり方について、現在議論されている動きがあります
政府・与党において、医療費全体のあり方を見直す議論の中で、市販薬と成分・効能がほぼ同じ医療用医薬品(いわゆるOTC類似薬)について、保険適用の扱いを見直す案が検討されていると報じられています。現時点では、あくまで検討・議論の段階であり、内容が確定しているものではありません。 保険適用が外れる(病院やクリニックでは処方出来なくなることです。国の医療費予算の削減になります)と、自費で市販薬を買う必要があり、負担が大変増大します。軽症と思って市販薬で済ませて受診しないことで重症化する患者が増えることも心配です。また、正しい医師の診断もなく、間違った市販薬を買って飲んでしまうことも心配です。 負担増に関しては、例えば、ガスター10を1日2錠 × 30日分(=60錠)、保険で医者に処方された場合、診察料(初診として)・処方箋・調剤基本料・薬剤料の医療費のトータル=約5,500〜6,000円、3割負担だと× 0.3= 約1,700〜1,800円になります。一般薬局(ドラッグストア)で市販薬として買うと、 定価ベース:約8,700円• 実売安値ベース:約7,
1月28日
日本脳炎ワクチンは生後6か月から開始です
日本脳炎ワクチン接種は3歳からが標準的でしたが、平成28年に日本小児科学 会は、リスクの高い小児には、生後6か月からの接種を奨めました。 リスクの高い小児とは ① 日本脳炎流行地域(東南アジアなど)に渡航・滞在する小児 ② 最近日本脳炎患者が発生した地域(平成27年千葉県で0歳の患者が報告され ました) ③ ブタの日本脳炎抗体保有率が高い地域に居住する小児 (千葉県はほぼ100%陽性になります)(関東以南はすべて同じです) 千葉県は②③に該当しますので、生後6か月から接種をすることとします。生 後6か月からでも定期接種なので無料です。また、免疫も持続することが証明 されています。
1月16日
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